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中央区の森をもっと活用しよう!

中央区の森を知るAbout Mori

中央区の森ってどこにあるの?

中央区の森は、中央区から西へ約60キロ、伝統芸能が残る自然豊かな東京都西多摩郡檜原村にあります。

 


なぜ中央区の森があるの?

森林は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収するという大切な役割を果たします。しかし、東京近郊にある森林の一部は、適切な管理が行われないまま荒廃が進み、その存続が危ぶまれています。手入れされた森では、二酸化炭素を沢山吸収しますが、手入れされてない森ではあまり吸収しません。
そこで、区では、地球温暖化防止対策として、平成18年10月から檜原村数馬地区、平成24年4月から檜原村南郷地区において、「中央区の森」事業として、間伐や植樹など森林保全活動の支援をしています。
数馬地区(37.4ha)では、散策を楽しめるよう道が整備されているほか、植物名などの案内板も設置されています。ガイドMAPもあり、区内の施設や区のホームページで入手可能です。
南郷地区(4.9ha)では里山の森にすべく主として広葉樹を植林しています。
※区の施策については、区のホームページをご覧ください。
http://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/seisaku/chuonomori/index.html


中央区の森ってどんなところ?

 

「中央区の森(数馬地区)」では、明るく整備されたスギ・ヒノキ林やミズナラ林の中を散策することができます。ここは、中央区が支援をして、地元NPO法人里山再生塾が森林保全活動を行っています。
登山入口からしばらくは急坂です。粘土質で滑りやすいので、手すりを利用して気を付けて登ってください。ストックがあると更に安心です。
約15分歩くと、炭焼き小屋があります。ここでは、間伐した材で炭を作り、中央区内のデイキャンプ場にて配布しています。
 森に入って約40分ほど登ると、ぬた場があります。ぬた場は、シカやイノシシなど野生の動物が集まり、溜まった水を飲んだり、水を浴びて体を洗ったりするところです。運が良ければ、動物の足跡などを見ることができるかもしれません。
 登山を開始して約1時間程度で標高992mの大羽山山頂に到着します。晴天時には、北に御前山、西に三頭山を展望することができます。
 このほか、シイタケのほだ木やカタクリの群生地など様々な見どころポイントがあります。
 南郷地区では、人工林(針葉樹)を8割程度伐採して、コナラやモミジ等の広葉樹を植樹することで、自然豊かな森に復元しています。
 現在、中央区では、下草刈り等のほいく作業を行っており、生育過程をホームページなどで紹介することにしています。
将来、広葉樹の美しい森を見ることができるでしょう。

 


中央区の森(檜原村)へのアクセス

武蔵五日市駅からのバスが少ないため、車の利用をお勧めします。

 
 

檜原村ってどんなところ?

檜原村は、江戸時代、幕府直轄領でした。村役場のある本宿に口留番所が置かれ、甲州裏街道をおさえる要衝地だったそうです。人里(へんぼり)笛吹(うずひき)神戸(かのと)事貫(ことずら)日向平(ひなたびら)といった難解な地名も残っています。
中央区から村までは、バスで約2時間。あきる野市との境界を越えて村に入ると、役場のある本宿までは一本道ですが、その先は北秋川ルートと南秋川ルートに分かれます。南北を結ぶのは登山道のみです。
南秋川ルートには、土産物屋のやまぶき屋、中央区の森(南郷地区、数馬地区)、ひのはら緑の休暇村、檜原村教育の森、こんにゃく製造販売の井上食品、立ち寄り湯の数馬の湯などがあります。終点は奥多摩周遊道路につながっており、都民の森まで行くことができます。
北秋川ルートを行くと、払沢の滝の入り口、郷土資料館、バーベキューも楽しめる神戸(かのと)国際マス釣り場、神戸岩入口などがあります。
檜原村では、森歩き、山歩き、川遊び、バーベキューを楽しめるほか、檜原村特産のジャガイモ“おいねいも”や手作りこんにゃく、お豆腐といった食材を買うこともできます。

☆お出かけの際のアドバイス☆
○日帰りの場合は、どちらか片側のルートに限って訪れるほうが良いでしょう。
○5月の連休と紅葉シーズンは道路渋滞も考えてコースを考えましょう。
○気温は都心より3〜4度低いため、夏は涼しいですが、冬は積雪もあります。
○お出かけの際は、天気予報の確認をお忘れなく!

檜原村について、詳しくは村のホームページをご覧ください。
http://www.vill.hinohara.tokyo.jp/

中央区森の応援団

〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町1-5-5 
芳町ビル5F

TEL.03-3666-0930