本文へスキップ

中央区の森をもっと活用しよう!

森の大切さForest conservation

「中央区の森」への理解を深める活動について

中央区は、平成18 年10 月から区の区域を越えた広域的な地球温暖化対策として「中央区の森」事業を進めております。この『中央区の森』を守る事はとても大切で又、大変なことです。

『中央区の森』を守る為には、下草狩り・枝打ち・間伐等の作業が必要不可欠なものです。現在は中央区と地元のNPO里山再生塾等が主体となってこれらの作業を行っておりますが、今後は私たち、区民・企業・町会等も参加できる森林保全活動を行っていきたいと考えています。
現在はまだ『中央区の森』の認知度が低く区民・区内企業の方々には存在を知らない方が数多くいらっしゃいます。

私たちはこの活動を平成26年よりスタートし、地球温暖化防止のほんの一部ですが、中央区が努力していること・また『中央区の森』そのものについて、広く企業や区民の皆様に知って頂くことが私たちの活動の第一歩と考え、『中央区の森を知る・見るツアー』としてこの森のある自然豊かな檜原村へご案内するてツアーコースの企画・団体ツアーの相談窓口としての活動や、檜原村ガイドブック“ブラひの”制作・配布等を行っております。

今後も、区の様々なイベントでアピールし、より中央区の森への理解を深めて頂ける活動を行っていきたいと考えております。

具体的な活動例:
@中央区の森を見る・知る(ツアー参加やツアー参加が難しい場合は“ブラひの”等によるレクチャー)
A森の保全活動の必要性をご理解頂き、より積極的な参加をお願いする(本会へご入会頂く)
B間伐材の活用を皆様と共に協力して進める。(間伐材製品の企画・制作等)

 

森の役割

森林は、木材などの生産のほかに、渇水や洪水を緩和し良質な水を育む水源かん養機能、山地災害の防止機能、二酸化炭素の吸収・貯蔵などの環境保全機能、レクリエーションの場の提供、教育の場の提供、野生鳥獣の生息の場などの保健文化機能など多面的な機能を持っています。

森林保全活動

森が持つ多彩な機能を発揮するためには適切な手入れが欠かせません。具体的には、枝打ち、下草刈り、間伐等の作業です。これら森林保全のための作業は、専門的な知識や装備、道具を必要とするため、中央区では、中央区の森(数馬地区)を地元のNPO法人里山再生塾に、同(南郷地区)を森林組合に委託しています。
森の大切さや、森林保全活動について理解を深めるためには、現地で作業してみるのが一番です。方法としては二つあります。
○中央区主催の体験ツアーに参加する。例年、春と秋に実施されています。
 →詳しくは、中央区のホームページをご覧ください
○団体で森林保全活動をテーマとしたツアーを企画する。
→中央区森の応援団にご相談ください。里山再生塾や区との調整を致します。


間伐とは

間伐は、成長過程で過密になった森林を適当な密度にするための伐採作業です。
この作業を欠くと木が太れず、もやし状の森林となって風害や雪害などの被害を受けやすくなります。また、下層植生がなくなり水土保全の役割を十分発揮できなくなってしまいます。
詳しくは林野庁のホームページをご覧ください
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kanbatu/suisin/kanbatu.html


持続可能な森林を目指して

森林を守るためには、林業に携わる人々だけではなく、利用する側でもできることがあります。その一つが、FSC認証を受けた製品を利用することです。
認証機関であるFSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)は、森林環境を適切に保全し、地域の社会的な利益にかない、経済的にも持続可能な森林管理を推進することを目的とする国際機関です。
FSC森林認証は、「責任ある森林管理」と「認証された森林から算出された林産物の適切な加工・流通」をそれぞれ認証し、認証された製品にはFSCのロゴマークが付けられます。
日本国内にも認証を受けた山林があり、紙製品などでFSCのロゴマークの付いた製品を見ることができます。
FSCについて、詳しくはホームページをご覧ください
https://jp.fsc.org/jp-jp


中央区森の応援団

〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町1-5-5 
芳町ビル5F

TEL.03-3666-0930
FAX.03-6231-0936