活動報告 - 中央区森の応援団

活動報告　2019年report

過去の活動履歴

2018年

11月9日

「中央区の森間伐作業体験ツアー」を実施しました

◇日　時：2019年１１月9日（土）８：００～１７：３０

中央区森の応援団の会員様（約30名）と中央区の森に行き、森林保全に欠かせない間伐作業を体験してきました。
NPO里山再生塾指導の下、4班に分かれ、各班3本を目標に間伐作業を行いました。檜原村の森は斜面が急なため、作業場所へ移動するのも一苦労。伐採しやすい木を選んでもらって始めるものの、鋸で切込みを入れるのも、ロープで引き倒すのも相当の体力が必要でした。間伐作業は見ていると簡単そうですが、実際にやってみると想像以上に難しいことがわかりました。作業自体は大変でしたが、「切り倒した後は木の香りに癒され、良い経験ができた」とご参加の皆様に喜んでいただけました。


里山再生塾より中央区の森の保全活動や、作業上の注意などについてレクチャーを受けました	指導員がつけたノコ目のとおりに切っていきます。指導員は簡単に切りますが、見るのとやるのは大違い！

急な斜面なので足場の確保も大変！作業は休み休み、交代しながら行いました。	水平方向に切ったら、楔型に切り取り、ロープをかけて引き倒します。

作業は約1時間でしたが、いい汗をかきました。里山再生塾さんが用意してくださった猪鍋と、差し入れでいただいたお酒を指導者の方も交えていただきました。

昼食後は檜原名物の食材をお買い物。先ずは井上食品でこんにゃくの試食と購入。その後、お豆腐屋さんにも寄りました。今年も森林保全ツアーを企画したいと思います。是非、ご参加ください。

9月7日

「木のある子育てワークショップ」を開催しました

◇日　時：９月７日（土）１０：３０～１１：５０　　　◇会　場：月島社会教育会館　第一および第二和室

本事業は、中央区地域家庭教育推進協議会の助成を受けて開催しました。
当日の参加者は、4組（大人4名、子ども6名）と少なかったのが残念でしたが、逆にアットホームな雰囲気のワークショップになり良かったです。
まず、親だけの座学タイム。森の応援団から、日本の森の現状、中央区では檜原村に中央区の森という協定林を持っていること、森を管理することが地球環境に良い影響を及ぼすことをお話ししました。そして、本日の開催目的は、おもちゃの材料である「木」を育てる「森」に思いを馳せ、ひいては「自然環境」にまで関心を広げてほしいことだとお伝えしました。
続いて、講師をお願いした、東京おもちゃ美術館副館長の石井今日子様からお話を伺いました。ご自身の子育て体験や、保育士としての経験からのお話はとても説得力のあるものでした。以下、一部ですがご紹介します。
・木でなくても良いおもちゃはある。しかし、子どもの想像力を育てるのは木の方が優れている。
・どんなに良いおもちゃでも、与えっぱなしはダメ。子供の「嬉しい」「楽しい」に共感してあげることが大切。
・感情のコントロールや目標に向かって頑張れる力など、数値化できない非認知能力を持った子どもに育てることが大切。これは就学前の時期のみに、知育やお勉強ではなく遊びを通して身に着けることができる。　

その後、子どもたちの待つ部屋に移動し、個別の相談などに応じていただきました。
参加者からは、有意義な時間を過ごせたと好評でした。


保護者の方の木育講座の様子	保育のお部屋の様子

木のおままごとや積み木、その他たくさんのおもちゃで遊んでいました

最後は保護者の方も保育室に移動して石井先生よりおもちゃについてのご説明や遊び方等をお話頂きました

7月17日

令和元年度総会を開催しました

中央区立環境情報センター（東京スクエアガーデン６階）にて「中央区森の応援団令和元年度総会」を吉田副区長はじめ、多数のご来賓にご臨席いただき開催致しました。

3月26日

第三回移動おもちゃ館を開催しました

◇日　時：3月26日（土）10：10～12：00　　　
◇会　場：中央区立子ども家庭支援センター（きらら中央）あかちゃん天国

10時半開始の予定でしたが、既に会場にいらした親子連れは並べ始めたおもちゃに興味津津。早く遊びたいご様子だったため、20分繰り上げて始めました。参加した子どもたちが無心におもちゃを楽しんでいる横で、「こんな積み木もあるのですね。とても熱中して遊んでいるので家にも欲しい！」という声も。終了の合図のチャイムが聞き取れないくらいの盛況ぶりでした。いつもながら木のおもちゃの良さを口になさる方が多く、常設での開催を待ち望む声も多くいただきました。「四ツ谷に木のおもちゃで遊べる有料施設があるのは知っているが勝どきからはアクセスが悪いため行きづらい」「小さい子どもには床がフローリングの施設は怖い」といった貴重なご意見も伺うことができました。これからも、沢山の保護者の方のご意見を伺いながら、「おもちゃ館」実現を目指したいと思います。